短編

□間違いメールの後先
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部屋でぼーっと漫画を読んでると


ピローンと携帯のメールの着メロが鳴った。


誰からだろ、と思って携帯のディスプレイを見る。


そこには宮村、と表示されていた。



どうしたんだろと思ってメールを見る。





――――――――――

件名:どうしよう><

――――――――――

本文:
どうよう
やっぱり告白したほうがいいのかな・・・?(;´Д`)

堀さんどうしよおお(つд⊂)

――――――――――



なんのこっちゃ。

これって堀にメール送るメールでは。



“メール送る相手間違ってるよ(笑)”


と短く返信。




するとすぐメールが帰ってきた。




――――――――――

件名:無し

――――――――――

本文:

うわああ(~ω~;)))

ごめん間違えた(-_-;)

さっきのメールは気にしないで(;´Д`)
――――――――――


そんなこと言われても気になることは気になる。



“誰かに告白するの?”

と返信。



数十分経ってもメールがこない。



どうしたのかな。



うーんと悩んでると






ピローンと今度は電話の着メロ。


ディスプレイには宮村と表示。


『もしもし』

「も、もしもしっ!」

『どうしたの?』

「えっと、あの」

『うん』

「さっきの質問のことだけど」

『うん』






「俺、名無しさんに告白しようと思ってます」

『え、』

「俺名無しさんが好きです」

『え、え・・?』

何が起こっているかわからない。

「そ、それじゃあ!」


ピッと電話切れてツーツーと音がする。


あれ、さっきのってなんだったの?


み、宮村は私がす、好き・・・?


そう思うとボッと頬が熱くなった。








とりあえず明日私も宮村が好きって伝えよう。






〜間違いメールの後先〜



(あ、名無しさんお、おはよ)

(おはよ。私も宮村好き)

(えっ!?)

(だから、付き合ってください・・・伊澄)

(喜んで!)



END

――――――――――――――――

なんだろうこの駄作。
何が書きたかったのかわからん。
とりあえず宮村くんに好きって言わせたかったお話です。


2012.1.14



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