赤毛は嫌いですか?

□交わり
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「もー抵抗しないから、お好きにどうぞー」


自暴自棄になってた、まぁ抵抗しても無理だと思ったからな


「最初から抵抗する気なんてないくせに」


そう言って制服の上からぎゅっと自身を握られた


「んんっ!?」

「・・・キスしただけで勃ってる、もしかして変態?」


てめぇが変態なんだろうがッ・・・


布崎はするりと俺の下半身を露出させ、直に触れてくる

その手がひんやりと冷たくて気持ちよくて・・・

って、さっきから何考えてんだ俺

初対面の奴に告白されて、あげくの果てに押し倒されてヤられかけてんじゃねぇか

俺の目標の不良(気取り)ライフが・・

「何考えてるの?そんな暇ないと思うんだけど」

つかこいつ、上手すぎだろ・・・

このままじゃイッちまう―

「っ、くるから・・やめろっ・・・!」

「いいよ、悠紀のイく顔みたい」

ペロリと耳を舐められビクッとする

今の俺にはそれすらも快感のようだ

「・・っは、マジでやめっ」

ここまで言ったところで布崎は先端をきゅうっと握り追い込む

「―――ッ!!」

あっけなく果てた。頭が真っ白になる

しかも久しぶりに出したおかげで脱力感がハンパない

そんな状況で肩で息をしていると布崎は優しく俺を抱き上げた。

こいつ・・・学校でクールだかドライだか言われてなかったか?

・・・もしかして、意外と優しい?

「・・・布崎?」

「はぁ・・恋人なんだから、風雅。」

「〜〜・・まだ付き合い始めなんだ、いいだろ」

あれ、いま付き合いを何気なく認めちゃったよ

まぁ付き合うって言ったもんな・・・


「ったく、あんなことしやがって・・・覚悟しろよ!」
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