赤毛は嫌いですか？
□彼女はつらいよ
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しかし、男に付き合ってなんていう奴は冷やかしか興味本位なんだろうな。
それはこいつも例外じゃない…。
いつかは離れていく
そっちの方が嬉しいけどな。
『はぁ、休んでまで俺に会いたかったのか？』
「ええ、もちろん。」
ハッキリ言いやがる…
正直すぎてビックリだよ！
なんでそうお前は素直に言えるんだ、あれか、変態だからか。
ったく、黙ってればいい男なのに
、喋ったら台無しだ。
いつもキャーキャー言ってる女子は知ってるのだろうか。
こいつが変態野郎だ、って……
先輩にタメ口きいてる、って……
平気で先輩を襲う、って……
『…で、これからどうするんだ？授業終わるまで30分ぐらいあるぞ』
「それは保健室に行くと言ったからには行かないとな。悠希と一緒に。」
………………。
おっと、なんだか変なオーラが…
「行かなきゃここでやるぞ。いいのか、声聞かれて。」
どっちにしてもフラグ立ってんじゃねぇかあぁぁぁ！！
せめても保健室だ…危険度は同じぐらいだけどな！
『…っ……し、しゃーねぇな、一緒に行ってやるよ。』
「ありがとう、先輩…」
ちゅ、とほっぺにキスされた
………っくそ、なんで逆らえないんだよ…！！