さぁ!こちらに抱きつくのだ!
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それから色々とあって、やっとマリアは解放された。
「ふぅ、解放されるまで、拷問を受けていたのかと思ったよ。あ、でも、私の可愛いかわいいお姫様だったから、どうってことないのだが。」
「また、縛られたいか?」
「いや、それはもう勘弁してくれたまえ。」
そして横で日本がクスクスと笑っていた。
「な、何笑ってんだよ。」
「いえ、お二人とも仲が良くて…」
「日本さん、君は私とイギリス君との仲を分かってくれるのかね!」
「はい。」
日本は快く返事をしてくれた。
「俺も、君たち二人は、仲が良いと思うんだぞ!」
「ばかっ、お前までっ!」
「良かったなー、イギリスー」
フランスはヒューヒューと口笛を吹きながらニヤニヤしていた。
「黙れ、髭。」
「え、何?その冷たさ。兄さん、悲しっ」
仲が良い、仲が良いと言われているものの、よく考えたら、マリアとイギリスは、今日初めて会ったのだ。
「…作者、こんな事かいてはいけないとは、思わないのかね?」
続くゼッ!