さぁ!こちらに抱きつくのだ!

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「………き、キモっ!!」

「ちょ、聞いておくだけ聞いといて『キモ』は酷くないのかね!?」

「いや、だって前のページ、俺の事で一行埋まりそうだったじゃねえか。」

「一行の半分もいってなかったような…」

「じゃあ、お前は要するに、トリップをしたってわけか…」

「いや、違うと思う。」

「えっ!じゃあ、何なんだよ。」

「私は、この世界の何処かの国に住んでいたのだが?」

…と一拍間が開いた。

「何か、すげぇややこしいぞ!?じゃあ、お前は何処の国の人間なんだよ!」

「だから、それが分からないのだよ。」

「ああ、そうか…って、じゃあお前これから何処に帰るんだ?」

マリアは暫く考えた。

「……うーん、じゃあ、君の家に行っても、いいかね?

「…………は?」

イギリスの目は点になっていた。

「いや、だって、俺一応、男だぞ?お前は女だろ?」

「それがどうしたのかね?」

「女が、男の家に行くってことだろ?それってさ………」

「別に私は、君を襲ったりするかもしれないけど(しません。イギリス君を襲っていいのはアメリカ君だけよ!←)特に変な事はしないと思うのだが!」

「な、何か信用出来ないな…ていうか、この話のタイトルと今の内容、モロ逆じゃねぇか。」

「…うーん、『タイトル詐欺』?」

「何だよソレ」

そしてイギリスは少しの間考えた。

「……別に、俺ん家に来てもいいぞ。お、お前の帰る所がねぇから仕方なく言ってやってるんだ!し、仕方なくだぞ!」

ここでイギリスのツンデレが見れたのと、家にいれてくれることにマリアは喜んでいた。




続く
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