異世界へGo!
□異世界へGo!4
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―牢屋―
冷たい寒い…でも俺の体温は温かい。
そうだ、もっと温めよう。
「…いつだって君を思い続けるよ。例え君が願わなくとも――」
バン!
あ、来た。
“石田三成”さんが。
「貴様、やけに呑気だな」
「あっは。…で?情報は掴めたのですか?三成さん」
「……………」
「その様子だと図星のようですね。だから言ったのになぁ俺は異世界から来たんだって」
「……………」
「そしてあなた様の子孫ですよ。あぁ、そういえば優騎様もこの世界にいるのですよ。姓はちがいますが、その先祖は確か…豊臣秀吉さまで」
「……!!!何!」
あれ?食い付いた。
「あぁ…会いたいなぁ…優騎様」
今どうしているのですか?
俺がいなくて寂しがっておられますか?
それは可哀想に…。
待っていてくださいね?
愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい愛しい……真田優騎様。