異世界へGo!

□異世界へGo!6
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『ええーっと…』



なんだこのどんちゃん騒ぎは…。
何か自分と姜夜先輩の再会の宴らしい。


いや、こんな派手に開かなくとも。



「真田…は止めておくか。優騎」


『え…はい』



驚いた。
姜夜先輩が自分の名前を呼んだからだ。



「この世界に咲魔もいるらしい。シンノウが言っていた」


『咲魔先輩も?』


「あぁ…だが…」



少し苦しいような顔をする姜夜先輩。



「酷い仕打ちを受けていると」


『!』


「シンノウが言っていた」


『そう…ですか…』



何で咲魔先輩ばかり酷い目に!!
咲魔先輩が何したって言うんですか!



「優騎…」


『姜夜先輩…』


「大丈夫だ。咲魔は生きてる。だから必ず助ける」


『…………、』



姜夜先輩に抱き締められ心を落ち着かせる。
表にはでなかった感情だがそれを察知したのか優しく背中を撫でてくれた。



その光景を皆さんが見ているとは知らず…。



   
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