異世界へGo!

□異世界へGo!7
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ドタドタドタドタ



朝早くから騒がしい音が聞こえた。
何だろうと思い障子を開けてみると女中さんや兵士さんたちが行ったり来たりしていた。


声を掛けようにも忙しくて中々声を掛けれない。


すると昨日の着物姿ではなく自分と同じ洋服を来た姜夜先輩が来た。



『あの…姜夜先輩。これは?』


「戦だ。信玄公と幸村と佐助はもう行った。どうやら徳川が攻め混んできたみたいだ」


『え……』



戦…。
それは自分とは関わりのないものだがこの世界ではそうはいかない。
それに徳川ってことは徳川家康様のことなんだろう。

姜夜先輩の先祖…。



「君はここで待ってろ」


『え…姜夜先輩は?』


「私は戦場に行く」


『え!?』



なんで姜夜先輩が…。



「私は風の婆娑羅者だ。一般の兵士よりも強い。それに…」



と何かを言いそうになったが止めてしまった。



『ですが、戦は人を…殺すところなんですよ』


「…………。分かってる」


『なら何故…!!』


「…………行ってくる」


『姜夜先輩!』



姜夜先輩は何も答えてはくれなかった。


   
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