溺愛☆テンプテーション
□溺愛☆テンプテーション3
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今日は土曜日!
わたしは休みでもお父さんは仕事なので公園に来てます!!
そして…何か知らないけど、お兄さんと話してます。
「で、あって日輪は…」
『お日様ってすごいんだね!』
「ふ、若いながらも日輪のよさが分かるか」
と頭を優しく撫でるお兄さん。
このお兄さんも若いのに…。
あ、聞きたいことがあったんだ!
『お兄さんは何をしてる人なの?』
「我か?我は小説家だ。土・日はこうして散歩をしてふらついてる。案がでやすいからな」
『そうなんだ!お兄さんの小説読みたいな!』
「ふ、まずは字を勉強せねばな。それからよ」
『大丈夫だよ!わたし、字は読めるんだ』
「ほぉ、では…」
とお兄さんは木の棒を持ち地面に文字を書いた。
「これは読めるか?」
【日輪】
『にちりん!』
「ふむ、正解だ。では…これは?」
【蜉蝣】
『かげろう!』
「ほぉ…正解だ。では…これはどうだ?」
【曖昧】
『あいまい!』
「素晴らしいな…。幼くしてここまで…」
お兄さんは考えこんでしまいました。
わたし、何かしたのかな?