短編A
□姉と弟の日常
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私はどうしても、弟が怖い。
私は心の中では普通に話せるが普段は片言だ。
弟の評判は顔はいいのだが、中身が少々あれだ。
私や秀吉、半兵衛に対しては普通?なのだが、家康くんに対して非常に悪い。
家康くんもよくこんな弟に良くしてくれるのだろうか。
不思議でたまらない。
後、弟が怖い理由は……。
「姉上」
『!?……なに?』
「一緒に学校にいきましょう」
『ムリ……』
「見捨てないでください!姉上!!私が嫌いになりましたか?イヤです!なんでもしますから!!」
この通り……。
弟が病んでるんだ。
私が拒否をすると。
『弟』
「嫌いにならないでください……姉上っ……うっ……っ」
『……。……』
「姉うーっ!」
私は弟の頬にキスをすると涙が止まり笑顔になる。
『今日、日直。お前、ゆっくり、行く』
「姉上?私を気づかって……」
『私、早く、行く……弟、ゆっくり、行け』
「はい。ありがとうございます」
そう言って弟の怖い暴走を止めた。
【つづく?】