短編@
□ごろにゃん♪4
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最近、運動をしていないなぁと思い思い切って外の世界へと飛び出したのはいいのですが…。
『おねぇーさん可愛いね』
『俺らと一緒に遊ばない?』
と野良猫さんたちに囲まれてしまいました。
どうしましょう。
『えっと…私、そろそろ家に帰らないと…』
『えぇーもう少しいいじゃん!』
と茶色の猫さんがすりよってきました。
三成さんとは違い何か緊張が走ります。
『ごめんなさい、本当に帰らないといけないんです』
『ダメダメー帰らせないよ?』
困りました。
非常に困ってます。
どうしたらこの野良猫さんたちにを説得できるのか考えていた時に不意に大きな声が聞こえた。
『よってたかって女子に何をしているで御座るか!!』
『嫌がってるのわからないかな?』
赤い猫さんに橙色の猫さんがそう言いました。
『あん?何アンタら?この猫ちゃんの知り合いなの?って明らかに違うよねぇ』
『しかし、男が囲って女子を困らせるなど恥であるぞ!』
『んだと!?』
囲っていた野良猫さんたちにはその赤い猫さんたちに襲い掛かりました。
でも次の瞬間、ものすごいスピードで赤い猫さんたちが野良猫さんたちを倒していきました。