短編@

□ごろにゃん♪7
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『つき様から離れろ!』


『貴様こそ離れぬか』


『…………、』


「つきよ。モテモテだな。ヒッヒ」



モテモテだなではないですよ吉継さま!
私はどうしたらいいんでしょうか?
右に三成さん、左に元就さんに挟まれています。


今日も半兵衛さまがお仕事なので吉継さまの元に預けられることが多いんです。
そして、どうして元就さんがいるのかと言うと長曾我部さま、元親さまが吉継さまの知り合いで私と同じくお仕事で出張するため預けられることがあるとかで…。



『つきもっとこっちへこい』


「にゃ!」


『つき様、こちらに』


「にゃぁ!」


「ヒッヒ…」



吉継さま!笑ってないで助けてください!!

私の思いが通じたのか吉継さまは私を抱き上げ膝に乗せた。



『『あ!!』』


「主は本に可愛いなァ」



そう言い私の頭を撫でてくれました。



『刑部ゥウウ!』


『大谷…貴様…』


「おぉ、怖い、コワイ」



ごろにゃん♪7



うとうと…。
「眠いか?寝ても構わぬぞ」
『つき様!』
『つき起きろ!』
「煩いぞ主たち」


    
 

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