短編①
□寥星跋扈！
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おはようございます、こんにちは、こんばんは、大谷吉継に成り代わってしまった大谷つきです。
何で包帯ぐるぐる巻きの人になってしまったんだろうか。
いっそのことそこら辺の一般兵とかさ女だから女中でもよくない？
てか今明らかに女中みたいなことしてるんですけど…。
三成のために甘味のお団子を作ってるんですけど…。
三成ご飯ちゃんと食べないから私はご飯作れないけどお菓子なら作れたから今こうやって一生懸命作ってます。
よし、出来た。
お団子５０本。
え？多い？多くない多くない。
三成はこれをペロリと耐えらげてしまうんだよ。
どういう神経をしてるんだか。
むしろその食欲をご飯にしなさい。
そんなこんなで三成の部屋の前に到着したはいいが…。
何故か言い争う声が聞こえた。
何だ？どうした三成。
いや、中からもう一人の声が聞こえるな。
我は声を掛けそれでも中にいる三成には聞こえていないらしいがそのまま障子を開けた。