届け!この想い!

□届け!この想い!6
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豊作祭。
それは今年も豊作になりますように神様に向かってお祭りをすること。
また凶作にならないためのお祈りみたいなもの。


そう、今日はお祭りなのです。


わたくしは、三成さまとひよちゃんとえりかさま、幸村、佐助さんとでお祭りに来ています。


お祭りと言ったら浴衣ですよね。


ですが、この時代浴衣と言うものは下着っぽい物になってしまうので作れませんでした。



その代わりわたくしが作った着物をひよちゃんとえりかさまが着ていらっしゃいます。


二人ともお似合いです。


三成さまたちも着物で普段とは違う姿です。


こうしてみると…。



「?なんだ、うた?」


『ふふ、着物がお似合いだと思って。いつもと違うので…』



“ちゃんとお前さまを見れませんわ”と言いました。
すると三成さまの顔は一気に赤面しました。



「お、お前の方こそ。その…着物似合って、る。独り占めしたいぐらいだ」


『まぁ、嬉しいです』



今のは最大の誉め言葉です。
これ以上言えば三成さまではありません。



「あー、甘い…甘すぎるよ。この夫婦」


「佐助!!団子だ!」


「あ!!飴がある!」


「ちょっと!離れないでよ!」


「俺様、完全に子守りだよね…」


  
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