届け!この想い!
□届け!この想い!4
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― ひよside ―
オレは天女…えりかを連れて稽古場へと来た。
その時にえりかのとった行動は…。
「三成ー♪」
「!!」
「ちょ、アンタ何して!!」
義父上に抱き付いたのだった。
でもすぐに…。
「邪魔だ!!私に触れていいのはうただけだ!!」
「きゃっ!!」
突き返した。
ざまあみろと心の中で言っておく。
「!貴様か天女と名乗る小娘は」
「そ、そうよ!あたしは天女のえりかよ!!何でも知ってるんだから!!」
「誰だ、この女を連れてきたモノは」
「す、すみません。すぐに退場させます」
「あぁ、そうしろ。…おい、ひよこ」
「オレの名前はひよですって!それで何ですか?」
「お前…顔色悪いぞ」
「!あはは…お、オレはいつもこんな感じですよ!!それでは失礼しました!!」
「あ!ちょっと!!」
「いいから早く!」
「何よ!!付き人のくせに」
オレは直ぐ様えりかを連れて稽古場を離れた。
「…………ひよ」