main(銀魂)

□最後まで(土沖/切甘)
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「沖田さん、明日の巡察…代わりますよ?」

ザキが俺をじーっと見つめてきたかと思えばそんな事を言い出した。

「はァ?何でィ、いきなり。」

「だって沖田さん、顔色凄く悪いですし。足取りもフラフラしてますよ?」

確かに体調が悪いのは否定できない…が、これくらいで巡察を休みたくは無い。

「こんぐらい大丈夫…っ」

そう言った直後、激しく咳き込んでしまう。

「大…丈夫…っゲホッ」

「咳き込みながらじゃ説得力ないですよ?」

背中を擦りながらザキが心配そうに俺の顔を覗き込む。

「明日の巡察代わりますから、沖田さんは病院行ってください、分かりました?」

「…仕方無ェ」

素直に言う事を聞くのが嫌だったから、ボソッとそう呟いておいた。
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