海のキセキ ワンピース

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海の風が私に当たる

気持ちいい

船は一つの島を目指していた

「おお、ここにいたのか」

シャンクスが何時の間にか後ろにいた

「何かよう?」

「いいや、ただ会いに来ただけだ」

私の唯一尊敬する人であるシャンクス

私の乗っている船の船長だ

「大変だったね」

ついこの間までこの船は戦争のど真ん中にいた

っというか中心だった

まともに話ができるのは戦争が終わってから初めてだ

私もちょっと怪我をした

シャンクスは私の傷をみると顔をしかめた

「大丈夫、」

笑って答える

シャンクスは私を軽く抱きしめると「わるい」と呟いた

ふわっと離された私を置いてシャンクスは「上陸だ」と叫んだ

これから自分の人生が変わるとも知らずに

私は持ち場についた
 

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