お前はあいつの彼女 イナゴ
□二話
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『おはよー』
私は勢いよいくドアを開いた
『おはよー……え!!!なんで理緒奈と剣城君が一緒に!!!』
教室がざわめき出す
『別にいいじゃん』
理緒奈はあっさり答えてフッと笑って席について理緒奈の席は窓側の一番後ろだ
『だからいっただろ俺はしらねーぞ』
剣城が私の前の席に座って言った
『私の勝手でしょ』
『姫君ちょっと』
クラスの子達が呼んでいる私はそっちへ歩いていった
『剣城とは関わらない方がいいぞ』
『なんで?いい奴だよ』
『なに言ってんの理緒奈あいつは雷門中を潰そうとしてるんだぞ』
『その理由も聞いた』
『とにかくあいつなんかと関わるなって』
『何でそこまで私が剣城に関わるのをいやがるの西村君?』
『それはそのお、お、前のこと好きだからあんな奴と関わってけがらわさせたくないから』
周りがざわめく
『剣城といて私がけがるる?
んなわけないでしょ剣城のことよくもしらないのに判断しないでよ
そんなあんたのほうが数千倍最悪よ
そんな奴に好きなんていわれても私の心は一ミリも動かないんだから周りのみんなだってそう剣城のこと批判するならまずどんな奴か知ってからにしなさい』
教室は静まりかえった