もう一つの戦い ィナイレ&イナゴ

□第三章
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「あいつには彼女がいるイナズマジャパンのころに知り合ったんだ

名前は古城空

空はイナズマジャパンのマネージャーだった
マネージャーだったがサッカーは飛び抜けて上手かったんだ

男子だったら大きな戦力になっていただろう
空は顔立ちもよく白い肌に大きく丸いスカイブルーの目が特徴的だった

髪は長くいつもそのきれいな赤みのかかった茶髪を一つに結んでいて眼鏡をかけていた

その眼鏡がありえないぐらいださくてな(笑)

初めはみんなださいイメージだったんだ

それが…ある日不動が空にコンタクトをプレゼントしたんだ

金は俺が出すからこれにしてくれってな

コンタクトにして髪をほどくと驚くほど可愛かった

イナズマジャパンの半分ほどは空のとりこだったもちろん俺もな(笑)

空はそれから不動と仲良くなりはじめた

俺たちがどれだけ一緒に練習しようと言っても不動とするからの一点張りだった

不動はイナズマジャパンが優勝した日の午後に告白した

『好きだ。空、俺と付き合え』とな

もちろん答えはOK

俺は失恋したわけだ

空と不動はまだ続いている

空が約束したんだ

『メアドおそろいにしよう。このメアドを変えるときはわかれるときだ』とな

不動にとって空以上に大切なものはない

だから絶対にあいつはかえないんだ

すまない大分ながくなってしまったな」

「なんていうか…バカみて〜だな」

晴矢さんが無意識に口からその言葉をだした

「まぁな…」


〜由理奈目線〜
コンクリートの壁に足音が響く
たぶん私をこの檻の中に入れてからずっと見張っている男達のリーダーだなぜわからないか?
今私は目隠しをされている
腕も足も全く動かないように縄で縛られて檻の中だ
食事の時にはカプセルを飲まされた
栄養は補えるといわれたがさすがに満腹にはならなかった
「俺、帰るから。そいつよろしく」
「あ、はい!」
「じゃあな」
また足音が響く
今ごろお姉ちゃんと晴矢さんはどうしてるだろう今までの男たちの会話からメンバーは三人だとわかった
でもここがどこなのかわからない
車に乗せられてすぐ眠らされて目が覚めたらこの檻の中だった
私の目が覚めたことにきづくど目隠しをさせられた
お姉ちゃん…逃げて
こいつら本当にヤバい
さっき私に目隠しをさせたとき…拳銃持ってた
お願い…逃げて
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