もう一つの戦い ィナイレ&イナゴ

□第五話
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車は渋滞に引っかかることもなく快調へ走った

突然晴矢さんのケータイが鳴り出した

「もしもし…あぁ君か、
久しぶりだな……そうか……うんうん……わかった。じゃあ……かんきん場所にいくまえに一度家へもどろうか」

晴矢さんは誰と電話をしていたのだろう?

急に家へもどると言い出したのだからなにか大切なようなのかな?

そんなことを考えていると車はあっという間に家へついた

「…!!た、太陽」

玄関に人影があったあのオレンジ色の髪は間違いなく太陽だ

どうして家へ

晴矢さんは車を止めると太陽の手を引いて車へ戻ってきた

「太陽、久しぶり」

何年ぶりにあったんだろう

太陽は私にクスッと笑って

「久しぶりだね」と言って後部座席へすわった

「京介元気だった?」

「あぁ、どうしておまえがここに?」

「君たちに会いに来たんだよ」

太陽は優しい笑顔で笑って見せた

「太陽は由理奈助けんの手伝ってくれるってよ」

晴矢さんがまた運転席へ乗り込んでエンジンをかけた
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