JMdict
□@ 合宿!
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「合宿、しようと思う」
突然部室のロッカーを開けた瞬間に赤司が呟いた。
「え…あ、そ、そうッスね!」
「いいと思います」
「赤ちんにさんせー」
3人が賛成の意見を出している中、緑間は眉間にしわをよせた
「いや、突然どうしたのだよ赤司、というか誰か突っ込めなのだよ」
表情を変えずに赤司はロッカーの中を見つめながら口を開いた
「俺達ももっと強化しないといけない。コートも、レギュラー以外の1軍や2軍にもたまにはかしてやらないといけないし、最近手汗ヤバいし」
「お前の手汗事情は知らないが、それだったら俺も賛成なのだよ」
「合宿行ってみんなで川行ってザリガニ取って、セミ捕まえようぜ!」
バンバンと机をたたいて嬉しそうに頬を赤くする青峰
「絵日記に書けますね、青峰君」
「何歳なんッスかー青峰っち!俺は外嫌っすよー日焼けするし」
「手汗ヤバいし」
「黄瀬ちん女の子みたーい。ていうか赤ちんどんだけ手汗ハンパないのー?」
「何よりもどこで合宿するんですか」
「あ」
皆の声が一つにまとまった。
「そうだね、まあそれは俺に任せておいて。調べてみるよ。だからまた言うよ」
「頼りになります、赤司君」
(●▽○✂ 合宿当日!
「赤司君まだ来てないですね」
駅の切符売り場付近で5人は赤司の到着を待っていた。
「青峰より遅れるとはどうしたのだよ。完璧主義の奴が遅れるのはきっと電車の不都合とかラッキーアイテムの事情だろう」
「6泊7日ッスよね!一週間も合宿ッスよ、赤司っちどんな所用意してくれたんスかねー」
「すまん、遅れた」
息を荒らしながら来たのは紛れもなく赤司だった
「どうしたの赤ちーん」
「いや…ちょっと…テンション上がり過ぎて…乗馬してたら…遅れた…」
「何でギリギリまで乗馬するんッスか!」
「遠足前の子供みたいですね」
息を整えながら、まあ時間にはまに合ったと行って、切符を買うことにした
(<●>Д<○>) 電車!