ぽこ・あ・ぽこ〔小説〕
□2章『クラスメイト』
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チャイムがなってからすぐ久津中が来た。
「これから、お前らの担任になった久津中だ。部活はラグビー部だ。お前らやる気になったらいつでも来い。俺は大歓迎だぞ。」
シーン
男子全員無視
やっぱり。運動部だ。それにしてもラグビー部なんて部活この高校にあるのか?
まぁそんな事はどうでもいい。
俺はもうやる気も失せていた。
そんな無視も久津中は慣れているのか出席を取り始めた。
「青木」
「うーす」
「井上」
「はい」
…………
「藤田」
「はーい」
……………
「吉田」
「はい」
出席が終わった。
「よーし。みんな来てるな。これから朝礼があるから、みんな体育館へ移動。」
久津中の言われるがまま移動する。
廊下へ出ると他のクラスも廊下に出てた。
俺は廊下の光景を見て愕然する。
男だらけだ。
なんと同じ階にあるクラスは全部男子クラスだったのである。
俺終わったなとこの時思った。
そのままやる気のないまま、体育館へ移動した。