ぽこ・あ・ぽこ〔小説〕

□5章『告白』
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ん?誰だ?そこに立っていたのは、眼鏡をして、膝までスカートを履いてカラオケの店でみた水崎とは別人であろう子が立っていた。
俺は恐る恐る近寄ると……

「あのーみやちゃん?」

声ちっちゃ!?

「うん。」

「ちょっと話したい事があるの、今屋上に来れないかな……。」

「別にいいけど??どしたの??」

「いいから。」

その言葉と同時に手を引っ張ら屋上へと連れてかれた。

連れてかれる最中、何人かの男に睨まれながら、それでも、水崎は俺の手を離さなかった。

屋上へ着いたと同時に水崎は俺の手を離した。

「ごめんね。手引っ張っちゃって。痛くない?」

「うん。大丈夫。それで話しって何?」

手は引っ張られるのは別に嫌ではない自分がいた。

「私、学校ではこんな感じで過ごそうと思ってるんだ♪びっくりしたでしょ?」

確かにびっくりした。学校ではまるでオタク系にしか見えない。

「うん。すごい変わるね。」

「やっぱり?本当はミニスカで登校したいんだけど、うちの担任ちょー厳しくてさ。」

「そうなんだ。んで話って?」

「もうみやちゃん焦らせないでよ♪」

いやいや俺的には早く寝たい。何せ今日はいつもより早く起きたからな。

それにしても、屋上は暖かい。ここで寝ようかな。

「あのさ、俺今日朝早かったんだ。ちょっと横になっていいかな?」

「いいよ♪」

俺は横になり仰向けになった。
暖かい。めちゃくちゃ気持ちいい。このまま寝れそうだ。

「みやちゃんって寝顔かわいいね♪」

「うっせ!」

何だこのやり取り。けど、サボリの絶好の場所を見つけたぜ。

「そのままみやちゃん聞いてね。」

「うん。何だ?」

意識がなくなってきた。このまま寝てしまいそうだ。

「私、………と、……たんだ。」

「うん。」

「だから………くれない?」

「うん。」

「まぢ♪やった♪じゃぁまた後でね♪バイバーイ♪」
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