時と空間を操る者

□巧断の国
2ページ/2ページ


そんな横で小狼が暗い顔をしていた

サクラの体が冷たくて色々考えてんだっけ?


そんでこの後は確か―…


ずぼっ

「うわっ!!」


腐女子の皆様お待ちかねの場面ですね、はい
黒鋼とかちょっと引いちゃってるよ


「これ記憶のカケラだねぇ、その子の」

そう言いながらファイは羽根をとりだした


羽根から強い力を感じる―…って俺、羽根の気配まで分かんのか!?

魔力って素晴らしい!!


「これが、さくらの記憶のカケラ」


羽根がサクラの体の中に入っていく
あ、少しだけ顔色が良くなった



「体が…暖かくなった」

ほっとした表情になる小狼

余程サクラのことが心配だったんだろうなー



「今の羽根がなかったらちょっと危なかったね――」

「おれの服に偶然ひっかかったから…」


違う、


「「この世に偶然なんてない」」


あ、やばい、ハモってしまった
ファイが驚いたようにこちらを見てくる
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ