キセキの再会

□2Q
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「ん…」



いつの間にか寝てしまったらしい



ふぁあ、と欠伸をしながら重たい瞼をあげる



すると目の前には茶髪の女の人がいた


「きゃあああ!!かわいい!何この子!」


むぎゅうう



すごい力で抱きしめられる



何故抱きしめられているのか疑問に思ったがその前に


「く、苦しい…」



ああ、なんか目の前が白くなってきた…


もう死ぬのかな、なんて思っていると横からこの子死にそうになってるから離してやれ、という助け船の声がした


「ご、ごめん!大丈夫!?」


ふっ、と抱きしめていた腕の力が抜け女の人は私の顔を覗き込む


「はい、大丈夫です。ありがとうございます」


女の人に大丈夫、と言いさっき助け船を出してくれた眼鏡の人にお礼を言う


「そういえばこの子、誰かに似てねえ!?」


すると急に眼鏡の人の後ろにいたニャンコ口の人が私を指さして言った


そこにいた全員が私の顔を見つめる


「「「黒子(君)に似てる!!?」」」


「へ?」


突然の言葉に私は思わず変な声を出してしまった

噂の彼
(黒子君って誰でしょうか…)

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