仕事と恋心

□1品目
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「一ノ瀬くん!」


休憩室で休んでいると種島先輩がこっちへ走ってきた

「先輩どうかしましたか?」

「今日ね、新しい子が入ってきたんだー。だから自己紹介してもらおうと思って!」

「分かりました、今行きます」


椅子から腰を上げ、先輩についていく



「あれ?」


先輩についていけばそこには何故か見知った顔が


「一ノ瀬!?」

確か同じクラスの小鳥遊だったはず


もしかしてこいつが新人なのか?


「お前ら知り合いなのか?」


それまで黙っていた店長が聞いてきた


「はい。クラスメートです」



その質問に俺が答える


そして小鳥遊のほうを向いて言う


「小鳥遊が新人だなんて思わなかったよ。これからよろしくな」


手を差し出すと小鳥遊がおずおずと手を握り返した


「こちらこそ」


彼は笑顔で言った


新人君はクラスメートでした
(それでは先輩いじりを開始します!)(え、ちょっ、一ノ瀬くん!?)

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