┌(┌^o^)┐
□ある日の実験
1ページ/4ページ
ライブ終了後
「お疲れ、亨」
貴寛が通りかけに言った。
「お、おん。」
あれ?
それだけか。
って、何考えてんだ俺。
亨はいつもなら軽くハグされるのが今日なかったことにショックを受けていた。
なんであの1つのことにめっちゃ気になってんやろ。
え、でも俺何かしたんやろか。
「お疲れ智也!」
貴寛の声がした方に目をやると智也にはハグしている。
今日のソロ良くなかったんかな?
いつもより上手くいったはずやけど。
なんで俺にはないねん。
あー、頭おかしなってきた。
「亨どうした?」
良太が亨の顔色を気にして声をかけてきた。
「いや、別に」
「テンション下がりまくりやん!」
「そうか?普通やけど。」
「無理すんなや。俺なんでも聞くから!」
良太は笑顔で亨に言った。
「じゃあ1つ聞いていい?」
亨の問いかけに良太はうなずいた。