イナゴ,イナイレ短編

□嫌い→好き
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霧野君は、女顔なのに男前な性格で可愛くてサッカーしてて人気者で拓人の幼なじみだ…

あぁ、あたしの嫌いな人間の部類じゃない

キラキラしてて人気者で偽善者っぽい人間何て大嫌い
あたしには眩しいし、拓人の方が格好いい

『拓人、拓人。』

「あぁ、百香か
どうしたんだ?」

『拓人、格好いいし大好きだよ。部活頑張って』

いつもサッカー部に行って拓人の応援している
瀬戸さんも松風君の応援係りらしい
山菜さんはマネージャーらしいが、拓人好きだ

「ねぇ、百香ちゃんは神様の恋人?」

『………え、違っ』

「照れてる百香ちゃん可愛い」(カシャ)


写真は止めて欲しい
あたしを撮っても何もないから無駄になるのに

「じゃあ、神様との関係はなぁに?」

『……従姉妹』

「従姉妹ぉ?じゃあ百香お嬢様じゃねぇか!親父は何してる奴なんだ?」

『分かんない……。
遊園地を経営してるらしい……?』


そういえば、詳しくは知らないや
遊園地を経営してるのと他にも何かしているぐらいしか知らないかな


「らしい〜!?親父とあんま話さねぇのか?」


何も返せない
いつも家に帰ってないお父様とまともに話なんてしたこと……
お母様は旅行に出て行ったきり帰ってくる事は無かった
所詮、お母様も偽善者だったの
だから偽善者なんて大嫌いなの




「人には人の家庭事情があるんだから無理に聞かなくていいだろ?」


霧野君だ
また偽善を言うのね
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