短編

□抱き締めた温もりは何処かへ…
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倉「…」
俺は倉間典人。
あの雷門のストライカーだ。
…今、猛烈に悩んでることがある。
身長とか言うなよ。
…前にエースストライカーの南沢篤志先輩が転校したことだ。
仮にも俺は彼氏だった。
でも、転校するなんて一言も告げられていなかった。
別れたと言っても良いだろう。
倉「…南沢さん…」

南「呼んだか?」

倉「うわっ!!み、南沢さん…!?」

南「よ、倉間」

倉「ど、どうして…」

南「…俺が転校したことは知ってるよな?」

倉「…えぇ。どうして…っ」

南「俺。…月山国光に転校したから」

倉「っ月山国光…!?」
嘘だ。
そんな筈がない…
だって、月山国光は…
南「お前も知ってるだろ?ホーリーロード全国大会初戦の相手」

倉「…まさか」

南「…お前らの敵だよ、俺は」

倉「っ…!!」

南「言いたいことはそれだけだから。…次会うときは敵として、な」
そして南沢さんは去っていき、見えなくなった。

…南沢さんが敵…
…それでも俺は、負けるわけにはいかない…!!





end






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倉南と言うより南倉っぽくなってしまいましたね、すみません。

やっとこの日が来たぜ…!!

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