06/06の日記
19:00
会津への小さな旅(12)
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七日町通りから右へ曲がったところは野口英世青春通りといいます。
歩道沿いにずっと野口英世の横顔のイラストが街灯のようにずっと建てられていて他の道とは違うんだよとアピールされています。
地図を改めて見てみれば先程の清水屋旅館跡に最寄のバス停【白木屋前】と【野口英世青春館前】は先程の角曲がって隣のバス停でした。
(ただしバスに乗っているとコース上七日町駅をぐるっと回るため遠いです。多分歩いた方が早いです.)
野口英世青春館は英世が左手の手術を受けた会陽医院跡の建物で一回が喫茶店です。
先に二階の資料館を見ようと思っていたのですが足にかなり疲労が来てましたので、自動的に足は一階の喫茶店へ。
小さな入口を少し覗き込むとものすごく混んでました!
大盛況です。
奥は喫煙席で空席があるとのことでしたが私は煙草のけむりが大っ嫌い!(笑)
とはいえ、今から他の喫茶店を探す気力もなく、どこにも動きたくなかったので待たせてくださいとお願いしたころ、手前奥の小さな狭いスペースが空きましたのでそこに座らせてもらう事が出来ました。
ラッキー!
店内はものすごくいい感じです。
レトロな内装、且つ、コーヒーが普通と違うんですよね。)^o^(
私は基本的に明治・大正・昭和と、侍のいない時代とその時代の有名人は好きではないのですが野口英世だけは違います。
大尊敬している人物です。
皆さんご存知の通り貧しい家に生まれ、しかも囲炉裏に落ちて左手を大やけどをしてグーの手になってしまって、いじめられ・・。
しかし手の手術を受ける事が出来て医学の道をめざし日本が、いえ世界が誇る医者・研究者になったという人です。
あの時代に東京で勉強するなんて、ましてや渡米して勉強するなんてどれだけのお金がかかる事でしょう。
確かに人から支援してもらったお金を渡米前の前祝にパーッと飲み代に使ってしまうような失敗もしてますが、猛省し、立派な先生となられました。
ですから私は彼の事を尊敬の意を込めて【ドクトル(Dr.)野口】と言っています。
努力は人を裏切らない、ということを信じさせてくれる人でもあります。
まあ、私のドクトル野口好きは置いておきまして、この喫茶店、ドクトル野口が後年渡米(中南米)したということでコーヒーの豆にこだわってました!
マイルドやアメリカン、コロンビア・マンデリンなどの通常メニューもありますが、今まで飲んだ事のないコーヒーがメニューに目が釘付けです!
(以下豆の名前)
◇ペルー・エキセルソ
◇メキシコ・アルトゥーラ
◇エクアドル
◇有機栽培ペルー
悩みました・・。(^_^;)
確かに今はスタバで世界中のおいしい豆のコーヒーが飲めますがスタバにもない豆がここにあった!
しかも私はこの日はまだ一口もコーヒーを飲んでない!
【こぉおおおおひぃいいい、かもぉおおおおん!】
そんな心の叫びのもと、悩みに悩んだ結果頼んだのが本日のコーヒーセット。(笑)
だってクッキーが2枚つくんですもの。(^_^;)
ラッキーなことにこの日の本日のコーヒーはコロンビア・スプレモ(だった気が・・^^;)。
今までに経験したことのないアロマが鼻腔の中で広がり目が冴えました!
(すでにクッキー一枚は腹の中へ・・。)
連れはケーキセット(レモンティー)で。
ああ・・美味しかった。(^v^)
連れより早く食べ終わった私は一息つきながら店内内装を楽しみました。
私のテーブルのすぐ上のランプ風照明、素敵でしょ。(^_^)
もう少し日が暮れるともっと幻想的になりそうでした。
右側の壁には冬の鶴ヶ城の写真が。
純白のお城もものすごく素敵でした。
会津はとても雪深い土地だそうです。
冬は今と違ってまったく別の雪国の生活になるんだろうなと会津の冬に心を馳せながら喫茶店を後にしました。
お二階はドクトル野口に関する小さな資料館みたいな感じでした。
入場料100円!!
喫茶店の裏?になる階段の上り口でお金を払い
スリッパに履き替えて暗い階段を上がります。
ドクトル野口に興味がない方は行かなくてもいいかも・・^^;。
ただ私にとっては薄汚いせんべい座布団でも思わず目を細くして懐かしむ場所でしたけど。
さあ、ようやく今晩のお宿へ向かいますよ!
つづく
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