07/20の日記

23:20
会津への小さな旅(14)
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長々と引っ張りましたが会津の日記も今回で最後です。
(すみません、ネタの写真がないんです・・(T_T))


観光周遊バスのハイカラさんを東山温泉で降りて徒歩ですぐの【向瀧】というものすごい歴史あるお宿へ宿泊です。


3月ごろ長編で丁度東山温泉の話を書いており、どのような場所かものすごく興味がありどうしてもここへ来たかったのです。

数多くのホテルや旅館の中で【向瀧】を選んだ理由はHPをの中の【会津藩指定保養所】という文字が目に入ったからです。

(泊まるならもうここしかない!
   ・・・高そうだけど(ドキドキ))


はい、清水の舞台から飛び降りる気持ちで予約し、そしてこの素晴らしきお宿へ宿泊させてもらいました。

この素晴らしさはもう、口では言えません。

どうか【向瀧】のお宿をHPで検索してください。

そして会津にご旅行の際は是非こちらへ泊って下さい。
一押しです!



さて、私が宿泊した季節はGWも中ほどでしたが今年のGWは暑い傾向という事で桜ももう終わりでした。
(会津は盆地なので気温は上がる時は上がるんだと思いましたが飯盛山から見た遠くの山々にはまだ残雪が沢山残っていました。)

これが満開だったらものすごく見ごたえがあるのだろうな・・と思いつつ新緑のお庭を夕食前に散策いたしました。

夕暮れ時にお庭を散策・・。

普段しない(したくてもそのようなお庭もありませんが)事が出来る贅沢をひしひしと噛みしめました。



(↓写真は朝の風景です。(^_^;)このような感じの中庭です。)



(左に見える建物の下には池がありまして鯉が悠々と泳いでおります。)


素敵すぎる宿であまりにも心地よいのですぐに食後のお風呂へ行ったあと、迂闊にも寝てしまいました・・。(-_-)


おかげで朝風呂はばっちり行きました。
きつね湯に浸かりながら湯気の向こうに幕末の動乱の前の会津の景色が見えるようで・・。(妄想モード全開)

危なくのぼせて倒れるところでした。(笑)



エネルギーを300%充電してお宿を出発した後はハイカラさんに乗り(注:あかべぇではありません)、駅に向かう途中にある【会津慶山焼】を訪れました。
(近藤さんのお墓参りで降りた奴郎ヶ前の次の石山というバス停で降りて少し歩きます。)

ここは焼物のお店。

目的は自作のお皿を作る事。

そう、体験が出来るお店なんです。(^_^)

なんの為の体験かというと師匠の焼物ネタの時に自分の体験が必要ではないかと思ったから・・。

そんな私の密かな企みを知らず、私の連れは楽しそうにお茶碗を作っておりました。(笑)

費用は材料費・講習代+出来た作品の送料がかかります。

私は無難にお皿を作りましたが、難しい・・・!
こんなにも難しかった?と自問自答しながら作りましたが・・ものすごく歪んでました。(-_-)
(し、師匠が横にいたら羽交い絞めされそうだと・・そんな妄想しながらやってるから歪んだのかもしれませんが・・。)

後からきた御夫婦の方が横でやってらしたので横目でみてますと、御主人は一輪挿しを作っていらっしゃいました。
私もお皿なんかじゃなくて一輪挿しにすればよかったと思いましたが、お店の人曰く、一輪挿しはものすごく難しいんですって。


そんなこんなでお昼ぐらいに会津駅に到着して帰路につきました。

慌ただしくも充実した二泊三日の旅でした。


またいつか・・

もう一度この会津の地を訪れる機会があるのなら・・。


手足が動くうちに訪れたいものです。




往復同じ道を通るのがあまり好きではない私は帰りは東北新幹線を使わず鬼怒川経由の鉄道の旅を選びました。

ただでさえ本数が少ない上に乗った列車が・・超ローカル・・。

いいんですよ、急ぎの帰り道じゃないんですもの。(^_^;)

でもあまりにも心地よい長い乗車時間にうつらうつらでした。

穏やかな昭和の景色のような里山を抜け、山肌迫る渓谷を通っている時、うたた寝から覚めふと停まった駅の名前を見れば・・


【川治温泉】


の駅名が!!


漢字は違えど、こんな所でこの名前。

川路さんに見送られているような不思議な気持ちになりました。



これにて会津の日記はお終いです。

長らくお読みいただきましてありがとうございます。

斎藤さんファンの方は京都だけではなく機会がありましたら是非会津にもお出かけになって欲しいと思います。


歴史の旅っていいですね。

そして彼らの想いを受けつぎ未来へ・・。




=THE END=

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