小説

□1章
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僕は黄色いチューリップを
宝箱にしまって
鍵をかけました

ある日、仔兎がやって来ました

仔兎は鍵を壊してしまいました

しかし仔兎は
鍵が壊れたことも
宝箱の中身も知りません


さあ、ご覧なさい

血色の悪いパーティーの始まりです



 
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