小説
□10章
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レツはユエルを冷ややかな目で見つめている。
「あー…ほんとムカつくよおまえ。
娼婦の娘のくせに純粋ぶっててさぁ…」
レツはユエルに覆い被さり服を脱がし始めた。
「…やめて!」
圧倒的な力の差の前にユエルはどうすることも出来ない。
あっという間にユエルは下着だけにされてしまった。
「っ…どうしてこんなこと…するの…」
ユエルの問い掛けを無視してレツはユエルの上半身の下着を剥ぎ取った。
「いやあああぁ!!」
ユエルのまだ幼い胸が露になる。
恥ずかしさと恐怖から目をぎゅっと瞑っている。
目からは大粒の涙が零れ落ちた。
「何この貧乳。よくこれでロイドの気を引けたね?」
レツは意地悪そうに笑っている。