shortstory
□seriously
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振り返った赤ちんの唇に、
自分のそれを重ねる。
「敦、なんで…」
「だって赤ちん…なんか、その…」
悲しそうだった。
「男同士、だぞ」
「うん」
「…恋人じゃない」
「うん」
「恋人にもなれない」
「ね、赤ちん。
そういう事言って、そんな泣きそうな顔してんのはさ」
期待していいって事?
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