dream

□喧嘩
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「だから、ちげーって」

『見た私は見た!!』

「だから・・・」
『私は見たから!!』



私はそう怒鳴った。
そうすると
真広はうっせぇな、
なんて呟いた。


そう。
何故こんな事に?
それは・・・・・・・、



『真広が私の知らないスタイル抜群で可愛い女の子とキスしてたでしょうがぁっ!!』

そう息継ぎせずに
またも怒鳴る。



「っあー、うっぜェ。」

『ちょ・・・!』


それは彼女に対する言い草ですか。


『もー知らない。』

私は呆れてそう言った。


「・・めんど。」





私は真広の家から出た。


―――――ザァァァ


『・・・雨?』

雨。
まるで私の心だ、



「あ、名前ちゃん」
『???・・・あ!!』

いきなり男の人に話しかけられたと思ったら、



『吉野くん!!』

「どうしたの?
傘もささないで」

『ちょ、ちょっとね!!』
「家、来る?」

『え、でも。』

「そのままじゃ風ひくでしょ?」

『あ!!有り難う!!』




優しい吉野くんは、
お家にいれてくれました


――プルルル

「あ、電話。」


吉野くんの部屋に着いたとき、
吉野くんの携帯が鳴った
私はと言うと、
何故か眠くなり吉野くんのベッドで寝てしまった。


「・・・クスッ
もしもし。」

『吉野、』
「ん、何?」
『名前しらね?』
「今、寝てる。」
『吉野の家で?』




「うん。ベッドで。」
『今から行く。』
「りょーかい、」



「名前ちゃん、」
『んんんっ・・・』


「何か・・・えろい。」


―――バンッ!!

不規則にドアが開いた。


「名前は?」
「ベッド。」

「このクソビッチが。」

『、真広・・・?』

「おまえ・・・・」






『ちょ、』

いきなり真広に抱きしめられた
「いっとくけどな、俺はテメェ以外みえねぇんだよ。」

『う・・うん?』



「だから・・・













もう他の男ん家なんか絶対行くんじゃねぇぞ」







――――――
今回は究極短い!!

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