びっぽ短編
□幼い頃の約束
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私「ただいま〜」
母「あ。綾、おかえり〜」
学校から家に帰ると、お母さんが急いで家を掃除していた。
私「あれ、誰か来るの?」
母「あ、そうそう。バロ君たちね、また隣の家に帰ってくることになったの」
私「バロ君?」
母「ほら、あなたと同い年で、隣に住んでた子いたでしょ?」
私「・・・えと、誰だっけ?」
母「え〜!忘れちゃったの?あなたが5年生の頃、引っ越しちゃった子よ」
私「あ・・・あぁー!あの子ね!」
母「あ、思いだした?じゃ、あなたも片付け手伝って」
私「あ、うん」
・・・て言ったけど、
実はうっすーらしか覚えてない。
うーん・・・会えば、思い出すかな