dream

□永遠に願う事
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「ろー。ちゅー。」

「暑苦しい。」

「そう言いながら抱きしめてるのはローじゃん。」



10月6日、本日はハートの海賊団であるトラファルガー・ローの誕生日である。彼女である私は勿論彼氏の誕生日を祝うべく日付が変わった瞬間にローの部屋へと突撃した。本当に突撃したので、危うくバラされるところだった。
バラされなかったのは今日が誕生日だったから機嫌が良かったのね。うん。

そんなこんなで、私はローにたっぷりと愛情を注いだのだ。勿論、体で!




「今日はローの誕生日だから、みんなパーティーするって張り切ってたよ。」

「そうか。」

「コックが美味しいご飯作ってくれるよ!」

「名無しさんは?」

「え?」

「お前は何か用意してないのか?」

「勿論してるわよ!パーティー、楽しみにしててよね。」




何を用意したのかは勿論秘密。
ローの驚く顔が早くみたいな。喉が渇きベッドから起き上がろうとすると、またベッドへ引き戻された。




「ちょ、飲み物飲むだけだよ。」

「ベッドから降りる必要はない。」



シャンブルズ。そう言って机の上に置いてあった飲み物を手元に移動させた。



「どんだけ寂しがりやなの?!」

「うるさい。今日くらいずっと側にいろ。」

「言われなくてもそのつもりだけど?」




私みたいな美人でもない女がローみたいなイケメンと付き合えるなんて、自分自身信じられないのだ。顔だけじゃなくて中身も好きだからこの先一生離れられないよ。



「名無しさん。」

「んっ。」



押し倒されてそのままキスされる。優しい手つきで頭を撫でられ、それが嬉しくてローの首に腕を回す。
深く深く。もっと深く。あなたを感じたい。
その一心でキスをする。荒くなる呼吸に背中に汗がジワリと滲み出るが気にしていられないくらい気持ちよかった。



「ロー。」

「はぁっ、名無しさん。」

「しあわせ?」

「あぁ。もっとお前を感じたい。」



「ロー、ハッピーバースデー。」




【永遠に願う事】


また来年も。そのまた来年も。ずっとずっと。
ローの誕生日を側で祝うのは私でありたい。



2015.10.06
ろっさま!
誕生日おめでとーーーーういやっほーい!
このサイト始めて長い事たちますけど、ローの夢書いた事なかった。だって難しいんだもの。
でもでも、どうしてもお祝いしたくて上げました。読んでくださった方、ありがとうございます。そして、偽ローですみませぬ。勉強します。


追伸。
密かに好きなバトルロメオも本日お誕生日なのですね。最新刊よんで驚きました。ロー様と誕生日が一緒なんて、羨ましい!!!

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