私の物語

□2色
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八「そういやさぁ・・・」



 『何ー?』



八「沙耶って、部活何に入る?」



 『入らないものなら決めてますよ』



八「どうせ、バスケ部でしょ。
 影男と敵として、同じフィールドに入りたくないんでしょ。」




 私はそうだよと頷く。


 八重ちゃんは知っている。

私がずっと、男バスのマネージャーをやりながら、黒くんのことを見てきたこと。

なぜならば、八重ちゃんと一緒になって同じ部にマネージャーとして入ったからね(苦笑




 『それにね、県外でも週末なら、たまに行きたいし・・・』



八「でも怒られるんじゃないの?」



 『それは、八重ちゃんが言ったからっ』



八「はいはい。あたしも怒られに行って、【ごみんに☆】って謝るよ」




 多分、その謝り方だと、真っ黒子様降臨だよ。
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