私の物語

□4色
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先「今日は、初めての授業だからって楽しくはやらんぞ。

  中学に出てきた単語を100個選んできた。

 それで覚えてるか、抜き打ちテストやる。

 70問以上が合格で、69問以下が再テストだ。再テストは、放課後にあるから覚えとけ」




 テストですか・・・。

やばいですね、八重ちゃんが




−−−−

−−



−休み時間−



 『・・・ぎりぎり・・・でした』


七「パーペキな100ですたよ!」



八「立海って長い単語、わざとたくさん出してくるんだな・・・」



 『大丈夫?』



七「再テストは、満点じゃなくちゃだめって言ってたしね」



八「うぅ、2人とも助けて!」



 『私は力になれるか分からないけど、いいよ。』



七「うちもok。バッチコイ!」




  どうして、みなちゃんはこんな人なのに頭いいんだろ?

悪いと思ってた。ごめんなさい、みなちゃん。君のこと、なめてました。




七「では、出来なかった単語教えて。」


八「了解d(?「ちょっと、待った!オレにもかかわらず教えてくれよ!」あ”ぁ?」



?「こわ!?」



七「ちょっと、タンマタンマ!柚!」





 黒髪でうねうねしてる、まるでワカメのような頭の男子が話に入ってきた突如、みなちゃんが驚き、慌て始めた。



八「どうした、そんなに慌てて」



七「コソッ)相手、うちが前に話した切原赤也だっぺよ。」



八「なんだって!?」


ガタッ!


 『声大きいよ、八重ちゃん。』



切「どうしたんだよ、こいつ?」



 『あー、んー、気にしなくていいですよ。』



切「?まぁ、いいけどさ。教えてくれっか?」



八「だれがお前なんかに!」



七「ちょっと、柚、さっきの話、聞いてたかい!?」



 『ストップだよ!』




 ガンとばしちゃ駄目だよ!青くんになっちゃうよ!?

ヤクザみたいになってるよ!?




八「だって・・・」



七(これだと、柚が危ないんだけど!)



切「で、駄目か?」



 『多分、いいと思いますよ?』



切「多分って、なんだそりゃ」



 『多分は多分ですよ』



切「・・・オレ、あいつにすごいい睨まれてるんだけど」



 『気にしたら負けです』



切「狽ィい!!」



八「おい、あんた、何点だった?」



切「言えるわけねぇだろ!?」




 慌てながら切原くんは言った。
そうだよね。ここに100の人がいるから言える訳ないよね。




七「まぁまぁ。
 じゃあ、今は教室だけど、昼休みは図書室でやるよ。場所はこれでいいかな?」 



八「異議あり。」



 『なぜに会議みたいになってるの(苦笑』



七「なぜ、異議ありなのです?」



八「こいつがいるから」




 ビシッと親指で切原くんを指す。

 君、どんだけ警戒してるの。めんどくさいからって、それはだめでしょ。




切「お前、オレのこと絶対嫌いだろ」



八「おう!(ニッコリ」



切「オレ、初めて女子に嫌いって言われたわ」



八「それムカつくわ。

 ちょっと殴りたい人思いだしたけど、ここにはいないから切原くん殴らせて。」



切「酷くね!?」



 『八重ちゃん、駄目だってば。』



八「ごめんよ、沙耶」



 『謝る人違うよ?』



八「切原くん、ごめんね」



切「オレ、こっちなんだけど。なんで逆方向向いて、謝ってんだよ」



 『・・・。』




 大丈夫かな?
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