私の物語

□7色
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幸「この前、話したマネージャーを改めて紹介するよ。

 じゃ、か・・・・・・八重橋さんからどうぞ」




 幸村先輩は今の私を悟り、八重ちゃんを優先した。


 なぜなら、私は人前で話すのが苦手なのです。

4、5人なら大丈夫なんですが、知らない人、まだ慣れてない人の前で話すのが駄目なんです。




八「えー、みなちーを賭けたとき、なり行きでマネージャーにさせられt・・・

 否、マネージャー(週三日)になさせてもらったけど、八重橋柚です。」



 そして、八重ちゃんは最後に「苦手なタイプは、オヤコロ、デルモ、自意識過剰、変人です」と言った。

あの、気のせいですかね。私には、分かってしまうのですが・・・




幸「次は、傘さん。」



八「あ、あたしが紹介しやすよ!」



幸「うん、どこのヤクザなんだい?

  あと、自分の紹介は自分で出来るからいいんだよ?
 そのための自己紹介ってものがあるんだからね。」



八「・・・沙耶、fight!」



 『コクリ)・・・。

 え、えええ、ええっと、や、八重ちゃんとお、おな、同じ理由で
そのっ、マネージャーは週三日しか・・・や、やりませんが、そのっ、マネージャーにな、なりましたっ、か、傘沙耶ですっ。

 えっと、その、テニスは出来ない方ですが、ルールなら覚えられますし、
ま、マネージャーの経験もあります。

 あ、あとは、特にないです!』



八「うん、頑張ったね。
 今回はけっこう喋った方なんじゃないかな?」



全「・・・・・・。」




 ポンポンと八重ちゃんは私の頭を軽く叩く中で、
先輩やみなちゃん、切原くんは、シーンとなって黙ったままだ。


 うん、ごめんなさい。私の自己紹介に至る点があって。




幸「フフっ。そんなに、緊張しなくていいのに」



丸「どんだけだよぃ。ありえねぇって・・・プッ(笑」



?「そんなに笑うのは、彼女に失礼ですよ。」



切「いや、これ笑わない方がおかしいッスよ(笑」



七「そういえば、教室でやったときも、八重ちゃんが沙耶ちゃんのこと紹介しようとしてたよね(苦笑 」




 「原因は、それ?」と言うように私を指で指す。
えぇ、そうですよ。原因は私です。




?「幸村、進めてほしいのだが。」



幸「あぁ、すまない。
 では、こちらも改めて自己紹介しようか。赤也はやらなくていいよ。同じクラスだし。

 ここの部長、幸村精市だ。よろしく。」



真「真田弦一郎、副部長だ。」



柳「柳蓮二だ。」



ジャ「ジャッカル・桑原だ。よろしくな」



丸「オレ、丸井ブン太。シクヨロ☆」



比「柳生比呂士です。」



仁「仁王雅治じゃ、よろしくのぅ」



水「レギュラーじゃないけど、七夕水城だ。

 妹と仲良くしてやってくれよ?」



幸「水城、それは今言うこと?自己紹介だって言ったよね?」



水「ごめん」




 青とガングロ競いあえる人は覚えやすいな・・・
あと、部長の幸村先輩、老け顔の副部長、目が見えてるのか不思議な柳先輩は覚えやすい。


 あ、眼鏡の人も一人だけだし、覚えやすいな。
名前と外見を忘れなければの話だけど。




幸「じゃ、さっそく仕事に入ってもらおうか。
 七夕兄妹、よろしくね。」



水「おいおい、人任せかよ。オレ、二回目だぜ?」



幸「かわいい妹もいるんだし、いいだろ?

 なに?それとも試合でもやる?(黒笑」



水「わー、オレ嬉しいなぁー」




 上下関係出来てるんだ。ここの部活でも。
そして、赤くんポジションが幸村先輩なんですね。
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