私の物語
□7色
1ページ/3ページ
幸「この前、話したマネージャーを改めて紹介するよ。
じゃ、か・・・・・・八重橋さんからどうぞ」
幸村先輩は今の私を悟り、八重ちゃんを優先した。
なぜなら、私は人前で話すのが苦手なのです。
4、5人なら大丈夫なんですが、知らない人、まだ慣れてない人の前で話すのが駄目なんです。
八「えー、みなちーを賭けたとき、なり行きでマネージャーにさせられt・・・
否、マネージャー(週三日)になさせてもらったけど、八重橋柚です。」
そして、八重ちゃんは最後に「苦手なタイプは、オヤコロ、デルモ、自意識過剰、変人です」と言った。
あの、気のせいですかね。私には、分かってしまうのですが・・・
幸「次は、傘さん。」
八「あ、あたしが紹介しやすよ!」
幸「うん、どこのヤクザなんだい?
あと、自分の紹介は自分で出来るからいいんだよ?
そのための自己紹介ってものがあるんだからね。」
八「・・・沙耶、fight!」
『コクリ)・・・。
え、えええ、ええっと、や、八重ちゃんとお、おな、同じ理由で
そのっ、マネージャーは週三日しか・・・や、やりませんが、そのっ、マネージャーにな、なりましたっ、か、傘沙耶ですっ。
えっと、その、テニスは出来ない方ですが、ルールなら覚えられますし、
ま、マネージャーの経験もあります。
あ、あとは、特にないです!』
八「うん、頑張ったね。
今回はけっこう喋った方なんじゃないかな?」
全「・・・・・・。」
ポンポンと八重ちゃんは私の頭を軽く叩く中で、
先輩やみなちゃん、切原くんは、シーンとなって黙ったままだ。
うん、ごめんなさい。私の自己紹介に至る点があって。
幸「フフっ。そんなに、緊張しなくていいのに」
丸「どんだけだよぃ。ありえねぇって・・・プッ(笑」
?「そんなに笑うのは、彼女に失礼ですよ。」
切「いや、これ笑わない方がおかしいッスよ(笑」
七「そういえば、教室でやったときも、八重ちゃんが沙耶ちゃんのこと紹介しようとしてたよね(苦笑 」
「原因は、それ?」と言うように私を指で指す。
えぇ、そうですよ。原因は私です。
?「幸村、進めてほしいのだが。」
幸「あぁ、すまない。
では、こちらも改めて自己紹介しようか。赤也はやらなくていいよ。同じクラスだし。
ここの部長、幸村精市だ。よろしく。」
真「真田弦一郎、副部長だ。」
柳「柳蓮二だ。」
ジャ「ジャッカル・桑原だ。よろしくな」
丸「オレ、丸井ブン太。シクヨロ☆」
比「柳生比呂士です。」
仁「仁王雅治じゃ、よろしくのぅ」
水「レギュラーじゃないけど、七夕水城だ。
妹と仲良くしてやってくれよ?」
幸「水城、それは今言うこと?自己紹介だって言ったよね?」
水「ごめん」
青とガングロ競いあえる人は覚えやすいな・・・
あと、部長の幸村先輩、老け顔の副部長、目が見えてるのか不思議な柳先輩は覚えやすい。
あ、眼鏡の人も一人だけだし、覚えやすいな。
名前と外見を忘れなければの話だけど。
幸「じゃ、さっそく仕事に入ってもらおうか。
七夕兄妹、よろしくね。」
水「おいおい、人任せかよ。オレ、二回目だぜ?」
幸「かわいい妹もいるんだし、いいだろ?
なに?それとも試合でもやる?(黒笑」
水「わー、オレ嬉しいなぁー」
上下関係出来てるんだ。ここの部活でも。
そして、赤くんポジションが幸村先輩なんですね。