私の物語

□11色 
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八「沙耶、早くしないと試合始まっちゃうよ!」



 『わ、分かってますよっ!けど、私っ』



 体力ないんです!
短距離や水泳は平気なんですが、他は駄目なんですよ!!


 今日は、部活を休んで、黒くんときーくんの試合を見に行く日。
だけど、私が遅れると思われる原因(寝坊)をつくったから、走っている。


ほんと、ごめんなさい!!
















そのころ、海常では・・・





黄「どもっス。
 今日は皆さんよろしくっス。」



 「黄瀬・・・!!」




 黄瀬が誠凛を迎えにあがったところだった。




黄「黒子っち〜、あんなにアッサリフルから・・・毎晩枕を濡らしてんスよ、も〜・・・。
 女の子にもフラれたことn(黒「無いとは言わせませんよ?沙耶と八重橋さんをカウントしないなんて、駄目ですからね。」・・・(泣)

 ・・・まぁ、黒子っちにあそこまで言わせるキミには・・・ちょっと興味あるんス。
 [キセキの世代]なんて呼び名に別にこだわりとかはないんスけど・・・あんだけハッキリ喧嘩売られちゃあね・・・。
 オレもそこまで人間できてないんで・・・、悪いけど本気でツブすっスよ」



火「ったりめーだ!」




 火神はニヤリと歯を見せて笑う。
そんな中で黒子は、はっと何かを思い出し、黄瀬に尋ねた。




黒「黄瀬くん、彼女たちはまだ来てないんですか?」



黄「あー・・・さっきメールやりあってて、【いつ来るんすか?】って聞いたら、
 【ごめん。寝坊して、第1Q間に合うか分からない】って言われたっス」



黒「試合前日は見事なお母さんっぷりですが、 その試合当日、最後に来るのはやっぱり、沙耶ですね・・・」



黄「そうっスよね。
 で、なんでか分からないんスけど、トバッチリ受けるんスよね、オレ。」
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