私の物語
□5色
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部室−−
七「2人とも!大丈夫!?」
八「そのセリフはあたしらのセリフなんだな。
みなちー、全員が捕まったら、マネージャーなんでしょ。」
『ごめん、捕まってしまいました。』
七「いいんだよ!
だってこの原因、レギュラーに興味がない奴をマネージャーにする話題で、
うちのことを教えてしまったうちの兄だし。」
水「こりゃ、面目ない!」
みなちゃんの横で、かっかっかっと愉快に笑うみなちゃんの兄が言う。
みなちゃんは、その様子をジト目で見ている。
そして、その兄妹の様子をにこやかに見ているのは、幸村先輩だ。
幸「全員捕まったということで、七夕さんは、マネージャーになるってことでいいよね?
もちろん、異論は認めないけど。」
水「オレはいいぞ!放課後から妹といられるんだからな!」
丸「だまれ、シスコン!」
水「そういうお前だってブラコンじゃないか?」
丸「ちがうから!」
幸「・・・ということで、七夕さん、書いてね。入部届。」
七「・・・はい、」
さて、私たちは帰ろうかと、私は八重ちゃんを見る。
・・・が、
柳「精市、こいつらのこと知ってるか?」
精「傘さんと八重橋さんのこと?」
柳「あぁ。
こいつらはな、あのバスケ界では、有名な[キセキの世代]のマネージャーだったんだ。」
八「っ、さよなら!」
幸「そう急がなくていいんじゃないかな?八重橋さん。」
八「くっ。」
柳「それに、こいつらは七夕と同様でオレたちには興味がない。」
?「その話からすると、柳くんの推薦ってことですか?」
柳「そうだ。
バスケ部が[キセキの世代]のマネージャーだって情報を知れば、こいつらを欲しがるに決まっている。
その前に入らせば、こっちのモンだ。」
『で、でも・・・か、賭けに私・・たち入ってませんっ。』
八「そうですよ。」
幸「うん、そうだね。
ちなみに君たちは何部なんだい?場合によっては、変わるけど。」
その言葉を聞き、みなちゃんが「じゃあ、なんでうちは強制だったんですか!?」と言う。
幸「君は、運動部で大会があり、掛け持ちするのには、無理がある。
掛け持ちしても、必ず来てほしい日が偶然重なる日が来るだろう?」
『た、確かに・・・か、け持ちは、・・・・運動部同士だと・・きついですね。』
八(あがり症・・・(苦笑)
七「うっ、沙耶ちゃん・・・。」
『で、でも、みなちゃん、正論でしょう?』
みなちゃんは、そこで黙った。
ごめんね、だけど、私も思うんだよ?幸村先輩の意見に賛成だから。
幸「で、君達は何部?」
八「料理部です。
ちなみに、うちら門限あるので周りより早めに帰ってますが。」
丸「なんか、今持ってるのk(幸「ちょっと静かにして」お、おう・・」
幸「料理部なら、たまに手伝ってくれないかい?あと、差し入れ。
門限に間に合うまででいいから。」
『マネージャー(仮)ってことですか?』
幸「そう言うのなら、やめて部活に入ってくれるかい?」
『すいません。』
幸「・・・というか、週三日、君達マネージャーやって」
八「話、いきなり違くなってないですか!?」
幸「やっぱり、こっちの方がいいかと思って変えた。
みんな、これでいいよね?」
丸「菓子食えればオレはいいぜぃ?」
?「オレもいいぞ。」
?「私もです」
?「オr(幸「はい、というわけで決定ね。」
八(オヤコロだ。いや、それほどではないか(汗)
5色END
(ねぇねぇ、いつ来る?)(あたし、地球が滅んだら行くわ。)(多分、その日が来た時点で君も死んでますよ。)
(沙耶ちゃんは、生きてそうだよの!)(・・・その週三日、来週にしてくれません?(イラッ)