私の物語
□6色
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私たちは、バラバラになって、きーくんから逃げる。
上手く逃げ切れても、逃げ切れなくても、合流場所は、いつものスーパーだ。
『えっと、次はここを左っと。』
だけど、わたしが選んだ道はいつもの道なので、感で歩いてます。
もう、ここどこだ?って思ってるけど、きっと、無事にスーパー行けるでしょう!
『次は・・・左?』
いや、待てよ?それだと、スーパーに遠のくんじゃ?
さっきから、左ばっかだったし。
でも、行ってみる価値はあるだろう。
そう思い、私は左を選び歩く。
『公園に着いちゃったよ!?』
私、迷った!
この公園知らない!
?「ねぇ、君」
『何ですか?セールスとかいやですよ』
?「これから、オレとお茶でもしないか?」
『あぁ、そういうのですか。
訂正します。ナンパ、セールスなどは嫌です。
と、いうことでさよなら。』
?「ナンパではないよ。」
『じゃあ、なんですか?』
?「運命のであ(『ごめんなさい、そういうの結構です。鳥肌立ちます。と、いうわけで、さよなら。』・・・」
「運命〜」というのって流行ってるんでしょうか?
緑君思い出してしまいました。
あの人の睫毛何回も引っこ抜きたいと言っていた八重ちゃんには、今なら賛成できると思えます。
?「森山、またナンパやってたのか。」
森「笠松、何故なんだ。」
笠「んなこと言われても知らねぇよ。
もちろん、お前が何回ナンパやったのかっていうことも。」
森「知りたいか!」
笠「知りたくもねぇ。
それより、森山、あいつどっかで見たことないか?」
森「いや、ないな。知っていたら、あの子のために試合をする!」
笠「うちのためにやれっていつも言ってるだろ!」