私の物語
□8色
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黄「どうしよっか、サヤっち。」
『自分で決めてくださいよ。
私は黒くんに会うため、来たんですからね』
黄「だって、そんな急に言われても・・・・あー、でもキミさっき・・・
よし、やろっか!
いいもん見せてくれたお礼。」
黒「・・・・・・!」
黒くんは、[見せてくれたお礼]と言ったきーくんにあることを気づく。
八「お礼だって、沙耶。」
『うん。
やっぱり、はぐれなきゃよかった。
どの動きをコピーしてくるのか分からないし。』
黄「サヤっちー、少しの間持っててくださいッス。
あ、あと、ちゃんと見てて!」
八「ネクタイとブレザー、いい値で売れそう・・・」
『平気だよ。きーくんの制服、ちゃんと見てるから』
黄「そーゆー見ててじゃないッスよ!
それと、柚っち、商売人の顔になってるッスよ!」
八「さっさと、バスケしろよ。相手待たせるなんて、失礼だよ!」
黄「柚っちが言えるセリフじゃないっス!」
『まぁまぁ。きーくん、行ってよ。両方見てるから。』
黄「パァア)はいッス!」
相「ボソッ)・・・」
やっと、コートの中に行ってくれたよ。犬の尻尾を振っている幻覚見えるんですが・・・眼科行った方がいいのかな?
後ろでぼそっと、相田先輩が「キセキの世代って、話が進まなそう。」と言ってたのは、きっと気のせい。
ダム・・・
ボールはきーくんからなんだね。お礼だからだろうな。
キュッ!
八(この靴の音は、好きなんだよなー。)
きーくんは、火神くんの周りを回って、ダンクを決めようとする。
八「あの動きかな?沙耶」
『あの動きなんですね。』
後ろで相田先輩は、驚いていた。
無理もないよね、彼は見たプレイを一瞬で自分のものにする。完全に自分のものに・・・。
その時、火神くんはダンクをするきーくんに反応する。
ドキャ!
が、火神くんはきーくんを止められず、ダンクが入った。
火「がっ・・・!?」
『・・・。』
?「これが・・・[キセキの世代]・・・。
黒子、オマエの友達スゴすぎねぇ!?」
黒「・・・・・・あんな人、 知りません。」
?「へ?」
黒「正直さっきまでボクも甘いことを考えてました。
でも・・・数ヶ月あってないだけなのに、彼は・・・」
予想を遥かに超える速さで[キセキの世代]の能力は進化している!
黄「ん〜・・・これは・・・ちょっとな〜」
全「?」
『きーくん・・・』
黄「・・・(苦笑)
こんな、拍子抜けじゃやっぱ・・・挨拶だけじゃ、帰れないスわ。
やっぱ、黒子っちください。」
全「・・・・・・!?」
黄「海常(ウチ)においでよ、また一緒にバスケやろう。
サヤっちと柚っちもマネージャーやって欲しいッス」
全「なっっ!?」
黄「マジな話、黒子っちのことは尊敬してるんスよ。
こんなとこじゃ宝の持ち腐れだって。
ね、どうスか。」
だから、この前断ったよね?
八重ちゃんは、分からないけどさ。
黒「そんな風に言ってもらえるのは光栄です。それに、 沙耶とよくいれますから、幸せですね。
丁重にお断りさせて頂きます。」
黄「文脈おかしくねぇ!?」
さすが、黒くんだ。
でも、言うことが酷い。私を入れるなんて・・・。
それに、さっきのゲーム見たら、火神くんは、黒くんの光って感じがする。
ま、メールで言ってたけど、目の前にすると、分かる。
本人が何故、光に選ばれたのか、不思議に思いますけど。
黄「そもそもらしくねっスよ!勝つことが全てだったじゃん。
なんでもっと強いとこ行かないの?サヤはいつものことだけど。」
酷いですよ。人間ってのは、騙し騙されるんですからね。
(沙耶は、騙され騙されるって感じですよねby黒子)
黒「あの時から考えが変わったんです。
何より火神君と約束しました。
キミ達を・・・[キセキの世代]を倒すと。」
黄「ピクッ)・・・やっぱ、らしくねースよ。そんな冗談言うなんて。(サヤっちを抜いて)」
火「・・・・・・ハハッ」
火(これが[キセキの世代]・・・スゲーわ、マジ・・・。
ニヤケちまう・・・しかも、もっと強ーのがまだ4人もいんのかよ!?)
火「オレのセリフとんな黒子。」
黒「冗談苦手なのは変わってません(沙耶を抜いて)、本気です。」
8色END
(2人して酷いよ)(酷くありませんよ。)(黒子っち、 サヤをイジるのホント好きっスねー。)(えぇ、好きです。)
((オマエ等、仲いいのか悪いのかどっちなんだよ!!さっきまで、敵対してたじゃないか!!))