私の物語
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八「沙耶、早くしないと試合始まっちゃうよ!」
『わ、分かってますよっ!けど、私っ』
体力ないんです!
短距離や水泳は平気なんですが、他は駄目なんですよ!!
今日は、部活を休んで、黒くんときーくんの試合を見に行く日。
だけど、私が遅れると思われる原因(寝坊)をつくったから、走っている。
ほんと、ごめんなさい!!
そのころ、海常では・・・
黄「どもっス。
今日は皆さんよろしくっス。」
「黄瀬・・・!!」
黄瀬が誠凛を迎えにあがったところだった。
黄「黒子っち〜、あんなにアッサリフルから・・・毎晩枕を濡らしてんスよ、も〜・・・。
女の子にもフラれたことn(黒「無いとは言わせませんよ?沙耶と八重橋さんをカウントしないなんて、駄目ですからね。」・・・(泣)
・・・まぁ、黒子っちにあそこまで言わせるキミには・・・ちょっと興味あるんス。
[キセキの世代]なんて呼び名に別にこだわりとかはないんスけど・・・あんだけハッキリ喧嘩売られちゃあね・・・。
オレもそこまで人間できてないんで・・・、悪いけど本気でツブすっスよ」
火「ったりめーだ!」
火神はニヤリと歯を見せて笑う。
そんな中で黒子は、はっと何かを思い出し、黄瀬に尋ねた。
黒「黄瀬くん、彼女たちはまだ来てないんですか?」
黄「あー・・・さっきメールやりあってて、【いつ来るんすか?】って聞いたら、
【ごめん。寝坊して、第1Q間に合うか分からない】って言われたっス」
黒「試合前日は見事なお母さんっぷりですが、 その試合当日、最後に来るのはやっぱり、沙耶ですね・・・」
黄「そうっスよね。
で、なんでか分からないんスけど、トバッチリ受けるんスよね、オレ。」