私の物語

□14色
3ページ/3ページ






「とうちゃーくでぇす!」

「うん、ありがとう。(やっと、解放される)」

(ほっとした顔じゃな)

(ほんと、しんどかったからな)

(腕、組まれてたなー。
匂い、付いてるんじゃねーかな?)




立海メンバーは、ほっとしたり、ジト目で姫野さん(?)を見たりする。

爪、マニキュア塗ってる・・・。
あと、お化粧してないかな??




「やっときたか。」


「イラァ)やぁ、跡部。」

「狽ィ、おう。どうした??」

「始める前に、話があるんだけど(黒笑」

「わかったから、おちt(「さぁ、行こうか」ぎゃぁああああ!!」




ズルズルと幸村先輩に引きずられていく人、なんかご愁傷様です。
今、ブラック降臨してるから、みんな逆らえないんですよね。




「柳先輩、柳生先輩。今の人ってどっかで見たことあるんすけど。」

「あぁ。跡部財閥の息子、跡部景吾だ。
ここの部長でもある。」

「あー、リアルで初めて見た。テレビや紙越しでよく見るけど。
あの人ってヘタレだったんですね」

「それを言うなら、メディア越しって言った方がいいですよ。
それから、跡部君はヘタレでもありますが俺様です」

『俺様には、見えません』




幸村先輩に引きずられていく姿を思い出しながら、そう言う。
そのうち、幸村先輩・・・跡部財閥乗っ取れるんじゃないかな?




「沙耶ちー、柚ちー!
ドリンク作りに取りかかるよー!」

『ハーイ』

「あいよー!」




柳先輩や柳生先輩と別れ、みなちゃんの方へと私たちは駆けていく中、




「このオーダーでいいんだよな?」

「ういっす!」

「いや、赤也には聞いてないんだけど」

「えぇ!?」

「オレの名前、ちげぇよぃ!」

「うそだろ!?」

「ブンちゃんのはあってるきに。オレの間違ってるぜよ」

「えー?
だって、“丸いぶた”と“仁王政治”だろ?」

「ちげぇよぃ!」

「たしかに、“政治”と書いても“まさはる”って読むが、“政”じゃなくて、“雅”のほうじゃ!」

「でも、こっちの方がかっこよくね?」

「「かっこよくない/ぜよ!!」」




水城先輩の字で書かれたオーダーを見て、紅白先輩らが叫ぶ。
漢字に弱いのかよく分からないけど、頭悪そうだよね、水城先輩って。

後に、みなちゃんから水城先輩は漢検2級取っていると言われ、ビビったのは、また別の話。








14色 End(たぶん、3つに分かれます)




(ここひろーい)(でしょー?)(自分のみたいに言うとかww)
(それにしても、氷帝のマネージャーこないね)(うん。何やってるんだろう?)(しーらねん♪)
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ