私の物語

□1色
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立海――





校「一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。」



 『・・・』





 入学おめでとうござますって言われても、嬉しくないのはなんでだろう・・・



――――

――


―教室―




?「どうだ、沙耶!」



 『何がでしょうか・・・』



?「幼馴染が進路先変えてここの学校に行くっていう嘘に騙された気分は!」



 『・・・最悪ですよ。君のこと信じてた私が馬鹿でした。』





 そして、黒くんの学校が近場であると願いたい・・・。





 『あと、気分はどん底です』





 そこまで言って、私は机に伏す。


 やばい、泣きたくなってきた・・・。

いつも騙されるけど、こんな気持ちになるなんて初めてだよ・・・。


 それにしても、黒くんになんて言おう。

あの人はずっと一緒にいたから私の嘘を簡単に見破るし、私の性格だって知ってる。


 特に、よく騙されるってことは。

今、思い出すと主に私を騙しまくってた人は、その幼馴染かもしれない・・・。
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