03/30の日記

22:10
★「閃光スクランブル」
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皆さんこんにちは。
ご無沙汰しております、麗月です。

今回は、最近麗月が読破した本をご紹介したいと思います。


  閃光スクランブル
  著:加藤シゲアキ

――死んだように生きている場合じゃない。


友人にNEWSファンの女の子がいて借りたのですが、普通に面白い内容でした。
パパラッチの巧とアイドルの亜希子、この二人の日常が始め別々に描かれているのですが、徐々に交わり、彼らの傷を強さへ変えていく、そんな物語です。

一番印象に残ったのは、亜希子が最後に歌った「さよならオルフェウス」の歌詞。
それまでの二人の旅を見た者なら、あぁ納得…と思わず頷いてしまいます。それでいて幻想的な表現。
この歌、作者がアイドルっていう特権使って歌になったりしないかな…。NEWSファンではないけど、この曲はぜひ聴きたい。

紹介はしていませんが、前作「ピンクとグレー」も非常に面白いです。
過去から未来へ、芸能界の裏側とそれを見つめる人間の思いが交差する。

「ピンクとグレー」は、魅力的で好奇心を煽る謎が多く、先が非常に気になる読み物。
「閃光スクランブル」は、前作よりもホッとしたい方におすすめ。ただ恋愛要素は期待できません。

私はどちらも好きですが、「ピンクとグレー」の方が物語に引き込まれました。ごっちのキャラが好き!


どちらも少なからず芸能界の裏側を描いているのは、やはり加藤氏の身の置場が芸能界にあるからなのだろうか…。

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