この世界のオワリの果てに
□序章
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「あ、山本くん、獄寺くん、ツナくん、レラ、おはよう。」
「おはよ。」
「京子、花!おはよー!」
京子はこの学校のマドンナ的存在だ。
優しくて可愛くて天然で、とにかくいい子。
そしてその隣にいるのは京子の親友の花。
大人びていて、ついお姉さんのように頼ってしまう。
この二人も私の大好きな人たちだ。
「昨日オープンしたとこしってる!?」
「あぁ、あの駅前のケーキ屋さん?すっごいおいしいんだって!今度一緒にいきたいね。」
手を合わせてふわりとほほえむ。
そんなところが男子を魅了してると本人は気づいてないが。
ほら。
いまだってツナが顔を赤く染め上げてる。
まあ納得してしまうけど。