詩の綴り

□詩
2ページ/24ページ

「蜂」


初めて吸ったかのような蜜の味を
忘れられずにいたの

薄れていく花の香りに
惑わされていたの

目映い白の中
あなたへのキスを抱いて
凍え堕ちるのは
去りそこねたバカな蜂

ねぇ、
いつまで咲いてた?
 
 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ